発行:ISACA日本支部協同推進機構
英語情報ナレッジ活用専門委員会
ISACAニュースダイジェストについて
ISACA本部の発信する英語での情報をもっと活用しよう!との思いから、日本4支部の有志で運営しています。
原文である本部サイトの情報にもタッチし、専門的なナレッジを深めていただければ幸いです。
※2018年試験期間3(受験期間2018年10月1日から2019年1月24日)の受付が始まっています。願書の締切りは2019年1月18日となっています。
詳細は以下の2018年度受験ガイドライン(英語)をご参照ください。こちらのページには日本語版の「2018 ISACA試験受験者情報ガイド」の掲載もあります。併せてご確認ください。
http://www.isaca.org/Certification/Pages/Candidates-Guide-for-Exams.aspx
※ISACA会員は無料でCPEが獲得できます。
・2018年12月18日 (火) (60分、1CPE)
「攻撃にさらされるERP 犯罪に反撃せよ」
[ERP Under Attack - Fighting Back Against Breaches]
このWebinarでは、サイバー犯罪者等が積極的にSAPアプリケーションを攻撃する理由、ビジネスアプリケーションを狙ったマルウェアの進化、クラウド、モバイル、およびデジタルトランスフォーメーションによって拡大した攻撃対象領域について詳しく説明する。
※すでに終了していますが、アーカイブでご視聴いただけます。
・2018年12月11日 (火) (60分、1CPE)
「COBIT 2019 について:第二部 -COBIT2019 Design Guide」
[Introducing COBIT 2019: Part II - Introduction to COBIT 2019 Design Guide]
このWebinarでは、COBIT 2019 Design Guideの重要性と、ITガバナンスシステムの設計、維持への活用法について説明する。
※すでに終了していますが、アーカイブでご視聴いただけます。
※前号(Vol53)で紹介した「COBIT 2019 について」と合わせてご視聴ください。
・2018年11月14日 (水) (60分、1CPE)
「COBIT 2019 について」
[Introducing COBIT 2019]
このWebinarでは、COBIT 2019の概要を、アップデートの背景や COBIT 5 との相違点等も交えながら説明する。
※前号でご紹介したWebinarの再掲です。「COBIT 2019 について:第二部 -COBIT2019 Design Guide」と合わせてご視聴ください。
http://www.isaca.org/Education/Online-Learning/Pages/archived-webinars.aspx
※公開後 1年間は、アーカイブでも視聴可能です。
http://www.isaca.org/Education/Conferences/Pages/default.aspx
※以下にご紹介しているカンファレンスは一部です。
・Asia Pacific CACS (香港 2019/4/1 (現地日付))
※詳細情報、特設ページは、近日公開予定です。
・North America CACS (アナハイム 2019/5/13-15 (現地日付))(最大39CPE)
https://www.isaca.org/ecommerce/Pages/North-America-CACS.aspx
※参加登録受付中!
http://www.isaca.org/Knowledge-Center/Blog/default.aspx
※各界の専門家による短い記事がほぼ毎日更新されています。ホットな話題が掲載されることが多く、興味のあるテーマを選んでチェックしてみてはいかがでしょうか。以下にいくつかご紹介します。
・「COBIT2019は我々のフレームワークであり、我々のためのフレームワークである」
[COBIT 2019 is Our Framework and a Framework for Us]
新しいCOBIT について、COBIT 2019 Frameworkの「1.3.1 COBITとは何か」を中心に、更新前のCOBITからの共通点も含めてポイントを解説している。
・「ライアンが語るサイバーセキュリティにおける女性のとてもポジティブな未来」
[Ryan Envisions ‘Very Positive’ Future for Women in Cybersecurity]
英国の女児がコーディングとサイバーセキュリティを学ぶNPO 「Cyber Girls First」を設立したパトリシア・ライアン氏へのインタービュー記事。サイバー分野への女性の進出を目指した教育活動とその成果について語っている。
http://www.isaca.org/About-ISACA/Press-room/Pages/default.aspx
※ISACAからは多くの情報が全世界に発信されています。ISACA Newsroomでは各種お知らせや調査結果等を効率よく確認することができます
・「新しいCOBIT 2019は、IT(I&T)のための統一されたガバナンスシステムの設計と実装を支援します」
[New COBIT 2019 Resources Help Organizations Design and Implement Tailored Governance Systems for Their Information and Technology]
COBIT 2019のいくつかのドキュメントが出版されたことの紹介記事。
※Design Guide、Implementation Guide、Framework: Introduction and Methodology、Framework: Governance and Management Objectivesの概要が記載されています。
(抄訳:稲葉裕一(東京支部 基準委員会))
・「COBIT基礎研修からの基本的な教訓」(2018年11月26日、Erik van Eeden著)
COBIT 5基礎コースは受講生の選択式試験への準備を手助けするが、試験に合格することだけが学習者の目的ではない。研修から最大の価値を得たいと思う受講生は、学習課題にどのように取り組むか考える必要がある。本記事は、個人の専門性開発のため、および、組織への価値提供のために、自分のこれまで得た知識と新しい学びから価値創出を最大化するために、COBIT基礎研修の受講生が取り組むべきことを以下のとおり概観する。
・基礎コースは基本的事項を範囲とする
・主要なメッセージは重要性がベースであること
・自分の組織に当てはめることだけにフォーカスしない
・研修後、学んだことを実践する機会を作る
・まずは、達成目標カスケードから始める
http://www.isaca.org/COBIT/focus/Pages/basic-lessons-from-cobit-foundation-training.aspx
・「議会の支援により都市行政に変革をもたらす。COBIT 5がその手助けとなる」(2018年11月12日、Graciela Braga, CGEIT, COBIT 5, CSXF, CPA著)
スマートサスティナブルシティ(SSC)に向け、ICT等を活用し市民生活の質を向上し、都市運営を効率化し、サービスの競争優位性を確保し、経済や社会、環境、文化に関する現世代・次世代のニーズを満たす必要がある。
SSCは、市民、行政府、当局、企業、議会等ステークホルダーへの価値創出のため、IoT、クラウド、ビッグデータ、地図情報等の新技術を活用し、計画、構築、管理、サービス提供を行う。
COBIT 5の達成目標カスケードを使い、都市行政の達成目標からIT達成目標、イネーブラー目標へと展開する。COBIT 5で定義するIT達成目標の測定指標を参照し、都市環境に応じたKPIを選択して都市固有のスコアカードを設計する。
国連のHabitat's City Prosperity Index等のその他リソースも参考にする。COBIT 5と異なるリソースを組み合わせ統合することにより、SSC向けのIT達成目標モデルを作ることができる。
http://www.isaca.org/COBIT/focus/Pages/board-support-can-revolutionize-cities-cobit-5-can-help-attain-it.aspx
**ISACAニュースダイジェストご利用上のご注意**
( Vol.54 文責 牧野路加(東京支部))
※次回発行予定 2019年1月中旬